FY-3Gを利用する

NetCDF4の関数を使ってHDF5形式のFY-3G PMRのL1プロダクトを読み込む


データを読む前に

中国の極軌道気象衛星プログラムの第二世代はFengYun-3 (FY-3)プログラムとして呼ばれており, その中のひとつとして中国の降水観測ミッションがある. 低中緯度域における降水の三次元分布を監視するために中国としては初めてでTRMMとGPMに続く3番目の降水観測衛星がFeng Yun 3G (FY-3G)として2023年4月に打ち上げられた. FY-3Gには二周波降水レーダー(dual-frequency precipitation measurement radar; PMR)が搭載されていて, PMRはGPM主衛星搭載の二周波降水レーダーDPRと周波数と同じKu帯とKa帯2周波を用いたレーダー観測をする. PMRの諸元はDPRと良く似ていて, 詳細は論文(FY-3G紹介論文) に譲るとして, ここではデータの読み込みについて触れる.

PMRを含むFY-3GプロダクトはHDF5形式によって提供されている. データの中身はDPRプロダクトの中身と似ているので, 「GPMを振り回す」が参考になる.

PMR L1データの読み込み

DPRプロダクトっぽく扱えるようにしています. また, 時刻に関する情報においては格納されている変数のみでは扱いが難しいので時間に関する変数を加えています. ただし, Fortranで時刻を扱う関数は少ないので, C言語の関数を使っています.

とりあえずどんな感じになるかはこれ

サンプル1(Fortran)
サンプル2(C言語)

コンパイルする

とりあえずどんな感じになるかはこれ

サンプル(compile)

コンパイルは出来たかな?


コンパイルが出来ないとき

生成AIに聞いてみよう!


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